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​ return to me「本来のあなたに還る」

シロアリによって土台をボロボロにされた家は、壁や屋根の補修をしたり、内装リフォームをしたところで、頑丈な家には戻りません。そしてそれは、身体も同様です。この生命が尽きるまで使う、代替のない大切な身体にあなたがしている事、今ここできちんと向き合ってみませんか?

人生とは心と身体の不調を整え本来のわたしへ還る旅

なぜ食事が重要なのか

冒頭に記載した内容について、まずは説明しましょう。

家はあなた、家の土台は身体、シロアリはダメージを与える食べ物、壁や屋根の補修はヨガや筋トレなどの健康法、内装リフォームは栄養補助食品やサプリなどを表しています。冒頭の文章をそれぞれに入れ替えてみるとこうなります。「ダメージを与える食べ物によって身体をボロボロにされたあなたは、ヨガや筋トレなどの健康法をしたり、栄養補助食品やサプリを使用したところで、健康なあなたには戻りません。」

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これが眠猫の考える「食事の重要性」です。あなたは健康というものを見誤っていませんか?今の(心と身体の)状態が維持されるという、逃避にも似た根拠のない自信をお持ちではありませんか?これを機に、大切なご自身にまっすぐ向き合っていただけるよう願っています。

そしてもうひとつ、この後の記載をお読みいただく前に気付いていただきたい大切なことがございます。それは「歴史によって傾向」があるということです。なぜ不調が起こるのか、でお話したように人ひとりひとりは違って当たり前で、同じ人は存在しません。ここからは、ひとりの人という小さな単位から、もっと大きな単位で人をみたお話をします。人が長い歴史の中で積み上げてきた情報は、身体(DNA)に蓄積されています。過酷な状況下に育った果物や野菜が、元の品質から変化していくように、人間もまた同じく、様々な経験を記憶として身体に蓄積し、変化適応して生き延びてきました。国によって、土地や地域の環境によって、それにより異なる食生活によって…身体(DNA)に蓄積してきた記憶は異なります。そして、数百万年かけてそれぞれ適応するよう進化し、今の私たちが在るのです。

生海苔は日本人しか消化できないとか、日本人と欧米人とでは腸の長さが違うとか、聞いたことありませんか?もちろん全員がそうな訳ではありません。しかし、大きな単位(コミュニティ)で人をみてみると、国や人種によって、つまりは蓄積してきた歴史によって身体(DNA)の記憶が異なるので、それぞれのコミュニティに特徴があることがわかります。「日本人には日本人の特徴(傾向)」がある、ということです。同じ人間であっても、欧米人とは身体(DNA)の記憶が違うのです。そして、その欧米人の食生活が日本に入ってきたのは約80年前、たった80年前の1945年からです。縄文時代から考えても日本人の身体を作ってきた食の歴史は約15,000年です。たかだか80年前から突然入ってきた小麦・乳製品・食用油、それと共にそれまで常用されていなかった砂糖が生活に入り込んできたのと同時に、急激に増加した様々な病。その関連性を考えない方が不自然だと考えています。私自身を含め、戦後の時代の移り変わりを知らない今の日本人にとって、小麦・乳製品・食用油・砂糖がある生活は当たり前のもので、ずっと昔からそうだったのだと疑う余地なく受け入れています。物心ついた時からそういう食生活だったからです。そんな皆さまに知っていただきたいことを下記に記載しています。現実を知り、何を選択するかはそれぞれですが、健康を願うのであれば避けて通れないお話です。​​

◆小麦・乳製品・食用油の歴史

1945年敗戦によりポツダム宣言受諾「食料転換政策、教育の転換政策、戦力を無くす」という三本柱が行われた。食料転換政策は「主食を米から小麦にする、食用油をとらせる」というもの。強制的に輸入摂取させられるようになった「依存を誘発する食材(※)」です。つまり元々日本人は摂取していなかったもの。これ以降、それまでになかった病気が急激に増えることになります。食べた物が身体を作っていることを証明する歴史です。

※依存を誘発する=脳の快楽報酬系

脳内報酬系は「快楽中枢」とも呼ばれ、自分へのご褒美を与える神経系です。コカインなど覚醒剤による薬物依存症も、ドーパミンという快感をもたらす神経伝達物質に関係しています。薬物を投与するとドーパミンが分泌され、快感や満足感が得られます。​​

◆砂糖の歴史

<秘薬 → 薬 → 労働者を働かせるため依存させる報酬 → 世界商品として特定の団体が利益を得る物>

古来より日本は砂糖に非常に強い制限をかけており摂取し始めたのはまだ最近です。一番古い記録が残っているのが825年正倉院の献納目録の記載です。この時は薬として奉納されており食用ではなく薬用として用いられていました。平民、一般人の生活に砂糖が侵入してくるきっかけは、敗戦後のギブミーチョコレート作戦です。白人に対する反発を子どもに無料で大量のチョコレートをばら撒くことで、脳の快楽報酬系へ働きかける印象転換を行い、日本人に砂糖が侵入していったのです。

※原料のサトウキビは天然の物ですが、精製して非常に強い甘味になった砂糖は人工物です。五味の中で甘味は哺乳類が欲するよう本能に組み込まれており、生まれてすぐ母乳を飲むことに関係しています(乳糖)。これらのことから砂糖は麻薬と同様に依存症を引き起こす物、つまり摂取すると止めたくても止められなくなるものだ、と知るのが大切なのです。学校帰りに友人とコンビニやファーストフードで食べる事が増える事に伴い、そのくらいの年代から婦人科系疾患の前兆「生理痛がひどい」という症状が出始めているという実情があります。​​

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